エジプトで起きた3つの非日常 前編

 

先日夢を見ました。タクシーに閉じ込められる夢を。

 

唐突に始まったこの話(私が始めました)ですが、これは現実に起きた話です。

わたしは3年程前にエジプトに行きましたが。そこで3回も日本に住んでいては味わえない味わい深い出来事を体験しました。このブログを読んだ方が同じ目に合わない為にも予習とその対策を綴りたいと思います。

 

一つ目

エジプトの空港に降り立って乗ったタクシーで強盗に合う。

 

このケースです。

みなさんも一度はあると思いますが、わたしのケースを紹介します。

地球の歩き方」等の旅行ガイド本で事前にリサーチしていた「空港内にいるオフィシャルのタクシーではなく、空港から少し離れたところにいるタクシーは危険。」

ということ。

 

タクシーは高いから、バスで市内まで行こうと考えた私は無事にバス停まで行く事に成功

 

バスを待っている間、バス停にいた『怪しいタクシー運転手』に「バスはデモの為2時間こないよ!タクシーに乗りなよ!」

うん、まぁありがちだよな。その時点で30分くらいは過ぎていたし、きっとそうなんだと思いました。

怪しいと思いつつも、その運転手の話を信じ、熱さや飛行機の疲れから、もうバスを待っているのもしんどいなと『怪しいタクシー運転手』のタクシーに乗ろうと思った瞬間。

奥の方から《もっと怪しい運転手》(当社比5倍)が近づいてきて、こっちへ乗れというではありませんか。いや、もうこれに乗るしか無い状況じゃないですか的なタイミングと疲労からの冷静な判断力の欠如により乗ることに。

 

《もっと怪しい運転手》は「後ろに荷物いれるか?」と聞いてきましたが、バックパック一個だし、入れる必要はないな。と思い、入れませんでした。今思えば、大正解な判断を下していたのです。

 

そんなこんなで、私と荷物は《もっと怪しい運転手》が運転するタクシーによって無事(?)空港近くのバス停からカイロ市内に向けて旅立つのでありました。

 

続く。